肌が乾燥してかゆいが?

入浴時のスキンケアが大切
気温と湿度が下がる11月から1月は、肌から水分が蒸散する量が増えます。このため肌の乾燥が急激に進み、カサカサしてかゆみが出るなどのトラブルが多くなります。
日常生活で気を付けることは、入浴時に、①熱い湯や長風呂は避ける、②ナイロンタオルなどで強く洗わない、③石けんの成分が残らないよう洗い流す、④入浴後5分以内に保湿剤を塗布すること、がポイントです。
また、空気を乾燥させないために、部屋に加湿器を置いたり、濡れたタオルを1枚つるすなどして適度な湿度を保ち、電気毛布やこたつの温度は低めに設定しましょう。
そして、皮膚を刺激しないために、肌着など直接皮膚にふれる衣類は、チクチクしない木綿や絹などの刺激の少ないものにしましょう。
また、アルコールや香辛料などの刺激物をとりすぎると体が温まり、かゆみが悪化するため控えましょう。
掻くと症状がひどくなるため、できるだけ掻かないようにし、爪は短く切っておくことも大切です。