コーヒーは体に良い?悪い?

量を見極めて楽しむ
いろいろな成分が含まれているコーヒーがヒトの健康に与える影響について、信頼度の高い多くの研究が行われています。
適量のカフェインは、眠いときに目を覚まさせてくれるなどの効果があります。
そして、カフェインやクロロゲン酸などのポリフェノール類などを含むコーヒー全体がヒトの健康へ与える影響については、心臓や動脈への影響はなく、むしろ、がんのリスクを下げる、脳卒中や糖尿病、肝疾患によい影響がある、パーキンソン病に防御的な作用があるなど、健康によい効果があると言われています。
ただし、注意したいのは、カフェインなどの特定の成分を抽出して摂取することと、それらの成分を食品から摂取することとは違うということです。食べ物には多くの成分が含まれており、特定の成分だけでは、体に良い性質が失われている可能性もあり、多く摂りすぎることもあります。
偏った、そして過剰な摂取をせずに、バランスの良い食生活を心がけることが重要です。