サプリメントでドーピング違反?

海外製サプリメントに注意
平昌オリンピックで日本選手のドーピング違反が公表され、国内では2016年10月に岩手県で開催された国民体育大会で、自転車青年男子の海外製サプリメント摂取によるドーピング違反がありました。これは、2003年の静岡国体でドーピング検査の導入以来、初めての違反者です。競技会後に、禁止されている筋肉増強剤の蛋白同化ホルモンが尿中から検出され、処分期間を4ヶ月とする裁定がなされました。
この選手は、ほとんどの選手がサプリメントを摂取しているので自分も摂取しようと考え、より安価に入手できるという理由で海外製サプリメントを監督、コーチに相談せずに10種類ほど購入し、摂取していたとのことでした。
IOCは世界で流通している634種類のサプリメントの15%に蛋白同化薬が含まれており、パッケージには成分表示が正しくなされていなかったという調査結果を発表しています。海外のサプリメントの汚染のリスクについて注意してください。