マスクで熱中症?

ハッカ油で涼感も
新型コロナウイルスの感染対策としてマスクを着用すると、体の熱が放出されにくく、体内温度が上昇します。一方、ロの中は湿っているため、水分が足りていると錯覚して脱水症状を起こして熱中症になる危険性があります。特に今年は、新型コロナによる外出自粛で体が暑さに慣れていないことや、全国的に平年より気温が高くなると予想されることも懸念されます。
熱中症の予防策は、喉が渇いていないと感じてもこまめに水分を補給することや、首回りや手のひらの血流が多い部位を冷やすことなどが有効です。また、ソーシャルディスタンスを確保できる時にはマスクを外してください。
基本的にマスクの着用が増えますが、薬局で購入できるハッ力油を使ったスプレー(水道水90mlに消毒用エタノールか無水エタノールを10~20ml加え、ハッカ油を5~10滴垂らす。ボトルは変質しにくいガラス製を使用。)をマスクに吹きかけ、香りや涼しさを感じる工夫をしてみましょう。