ワクチン接種後の発熱や痛みは?

市販の解熱鎮痛薬で対応
新型コロナワクチンを受けた後の発熱や痛みは、市販の解熱鎮痛薬で対応できます。市販薬の成分にはアセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブブロフェンやロキソプロフェン)などがあり、いずれもワクチン接種後の発熱や痛みに使用できます。ただし、成分として入っていても抗ヒスタミン薬が入っているかぜ薬などもあります。このような薬は前立腺肥大や緑内障の症状の悪化や眠気の副作用があるため、高齢者の服用は避けでください。
また、①他の薬を服用中、妊娠中、授乳中、胃・十二指腸潰療や腎機能低下などの病気治療中の場合、②薬などによりアレルギー症状やぜんそくを起こしたことがある場合、③激しい痛みや高熱などの症状が重い場合や症状が長く続いている場合、④ワクチン接種後としては典型的でない症状がみられる場合は、主治医や薬剤師に相談しでください。
なお、ワクチン接種後の症状が出る前に、解熱鎮痛薬を予防的に繰り返し内服することについては推奨されていません。
の副作用があるため、高齢者の服