妊握、授乳、妊撮計画中のコロナワクチン接種は?

いつの時期でも接種可能
日本産科婦人料学会などが、妊婦中の新型コロナワクチン接種の情報を2021年8月に更新し、妊娠中(いつの時期でも)、授乳中、妊娠を計画中の方だけでなく、妊婦の夫やパートナーへのワクチン接種を勧めています。最近では妊婦の感染も多数確認され、アメリ力疾病対策センター(CDC) が妊婦へのワクチン接種を強く推奨する声明を出したことも受け、情報が更新されました。
新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響をという報告はありません。また、海外における多くの妊婦へのワクチン接種実績がら、ワクチンは妊娠初期から妊婦と胎児の双方を守り、重篤な合併症が発生したとの報告は無いとしています。
妊娠中に新型コロナウイルスに感染すると、特に妊娠後期は重症化しやすいとされていますので、ぜひ接種を検討してください。
なお、ワクチン接種の副反応による痛みや発熱がある場合、アセトアミノフェンの内服は問題ありません。