新型コロナワクチンは安全?

リスクを検討して接種
新型コロナワクチンは、これまでのワクチンとは異なり、新しい技術を用いて作られています。日本では、メッセンジャーRNA ワクチンやウイルスベクターワクチンが予定され、これらはウイルスのタンパク質をつくる遺伝情報の一部を身体に注射し、この遺伝情報をもとに作られたウイルスのタンパク質の抗体ができることで免疫ができます。なお、遺伝情報を体内に按種しでも、人間の遺伝子の情報に変化が加わることはありません。副反応は、接種部位の痛み、頭痛・倦怠感などが多く見られ極めてまれにアナフィラキシー(急性アレルギー反応)が発生します。
接種は2月から①新型コロナ患者の治療を行う医療従事者、②その他の医療従事者、③高齢者、③基礎疾患のある人と高齢者施設の従事者の順となり、その後一般の国民ヘ無料接種の予定で、16歳未満は対象外です。
発症を防ぐ効果とは別に重症化を防ぐ効果も期待できるので、年齢、基礎疾患からリスクを判断し接種しましょう。