病院選びのポイントは?

まずは「手術件数」に注目
万が一の時の病院の選び方は、病気別の「手術件数」です。手術の症例数が多い病院は、他の病院からも患者が送り込まれ、地域の医師から信頼されている証拠で、ノウハウが蓄積されています。また、先進医療が行われているかどうかもポイントです。
胃がんでは、ロボット手術(ダヴィンチ)の導入をしていること。現在、保険適用はされていませんが、来年春までには保険適用となる見込みなので、保険適用となれば指導的立場の病院となります。
前立腺がんの手術も8割がロボットで行われ、出血量も極めて少なく手術時間も短縮されます。
内服薬では、がん治療薬の免疫チェックポイント阻害薬(オプジーボ、キイトルーダなど)が使えることです。
脳梗塞はt-PA治療を受けられること。脳の血管に詰まった血栓を強力に溶かす薬を静脈に点滴するため、脳梗塞が起きてから4時間半以内に受けると劇的に改善します。このような病院が近くにあるかどうかを確認しておきましょう。