花粉症の薬の選び方は?

新薬が登場し選択肢が増加
花粉症の薬は、今シーズン新薬が出たので選択肢が増えています。
市販薬では、去年まではアレジオン(エスエス製薬)とアレグラFX(久光製薬)が主な薬でしたが、1月に新たにクラリチンEX(大正製薬)が発売になりました。それぞれの特徴ですが、アレジオンは1日1回の服用ですが眠くなることがあります。一方、アレグラFXは眠くなりにくいのですが1日2回服用する必要があります。新薬のクラリチンEXは1日1回、しかも眠くならないとされる薬です。なお、クラリチンEXの値段は1週間で税別1380円なので、アレジオンより少し安く、アレグラFXより数十円高い程度です。
病院で処方される薬も、空腹時に服用して即効性があるデザレックス(杏林製薬)と食事の影響を受けにくいのでいつ服用してもよいビラノア(大鵬薬品)が追加され、どちらも眠くなりにくいというメリットがあります。患者さんの都合をかかりつけ医と相談して処方してもらってください。