花粉症の貼り薬とは?

1日1回貼る「アレサガテープ」
久光製薬が世界初の貼る花粉症の処方薬「アレサガテープ」を開発しました。成分は、飲み薬のアレグラなどと同じ第2世代の抗ヒスタミン薬で、くしゃみ、鼻水、かゆみを抑える効果があります。
「アレサガテープ」は皮膚から薬の成分が吸収されるので、胃腸や肝臓に負担をかけません。また、薬の濃度が血液中で安定するため、1日1回貼るだけで24時間効果が持続するのも特長です。加えて、飲み忘れのようなことはなく、高齢の方など、嚥下機能の低下した方や、薬を飲むのが苦手な方にも向いています。
次のシーズンの対策を考えるのであれば、根本的に治すことを目指す免疫療法があります。花粉症の原因物質の花粉のエキスを少しずつ体内に取り込んで、体質改善する治療です。エキスを舌の下に入れる治療で、液状の薬だけでなく錠剤もあります。この免疫療法は、花粉が飛散していない6月から始める必要がありますので、今シーズンを乗り切ってから、耳鼻咽喉科で相談をしてみてください。