薬剤師が病状を尋ねるのは?

薬の専門家の役割を担う
薬剤師が薬局の窓口で病状などを尋ねるのは、処方薬が適切かを確認するだけでなく、薬の効能や副作用を説明し、のみ合わせをチェックするなど、薬の専門家としての重要な役割があるからです。そのため、処方箋だけではわからない情報を得るために質問します。
煩わしく思わず、積極的に薬剤師を活用しましょう。例えば、医師に聞き忘れたり、聞きにくかった薬の疑問や不安は遠慮なく聞いてください。薬剤師は丁寧に答え、不明な点は医師に確認します。のみ残した薬や市販薬も相談するとよいでしょう。
さらに、かかりつけ薬局を決めておきましょう。複数の医療機関にかかっても薬は一か所で受け取れ、薬局に備えられていない薬は取り寄せてもらえます。薬の記録や病歴などを心得たうえで、適切なアドバイスが受けられ安心です。
なお、今年4月から「かかりつけ薬剤師・薬局」制度がスタートしました。指導料が生じるので、詳しくは薬局に尋ねてみてください。