魚を食べたらじんましん?

ヒスタミンによる食中毒
魚を食べた直後から、1時周以内に口の周リや耳たぶが紅潮し、頭痛じんましん、発熱などが起こるのは、ヒスタミン食中毒が考えられます。
原因となる食品は、ヒスチジンを多く含む赤身魚(マグロ、ブリ、サマ 、サバ、イワシ等)とその加工品です。これらを常温放置するなど不適切な管理では、ヒスタミン産生菌が増殖しヒスタミンが生成されます。
ヒ スタミン産生菌は海水中に存在し、魚のエラや内臓に多く存在するため、購入後はこの部分を速やかに除去してください。また、一度生成されたヒスタミンは加熱しても減リません。早めに冷蔵庫で保管しましょう。
ヒスタミンを高濃度に含む食品を口に入れたときに、唇や舌先に遅常と異なるピリピリした刺激を感ンじることがあリます。この場合は食べずに処分して下さい。
家庭内だけでなく、保育園や学校給食が原因となる大規模な食中毒も発生しています。発症した場合は抗ヒスタミン薬が有効なので、速やかに医療機関に相談しましょう。